エコボールとはWhat’s
Eco Ball

1針の想いを、1球に。

高校の硬式野球部や、リトルシニアリーグで使用されている硬式野球のボール。毎日の練習で糸がほつれたり、破れて使えなくなってしまったボールを就労支援施設の利用者の方々が、ひとつひとつ丁寧に修繕し、もう一度使えるように再生する取り組みです。
地域・人とのつながりやふれあいを通して、ものを大切にする心を育てたいという想いが込められたボールです。

想い

物を大事にする心と
「共に生きる」大切さを
知ってほしい

ひとつひとつ手作業での、修繕のため、1度に作業できる数が限られています。ボールの修繕を通じて、地域・人とのつながりの中で生まれる、利用者のやりがいや生きる価値を大事にしたい。また、届ける先の選手たちにも丁寧に修繕されたボールの想いを知ってもらうことで、物を大切にする心や自然と感謝する気持ちを持ってもらいたい。エコボールが、作る側も使う側も「共に生きる」大切さを学べるものにしていきたい、それが、私たちの想いです。

株式会社スマイルワーク大門 和彦
NPO法人 就労ネットうじ
みっくすはあつ / ゆめハウス
小畑 治

つながり
ふれあい

直接ふれあうからこそ
想いに応えようという心が
自然と育つ

丁寧に作られた想いを知ると、選手たちも物を大切にする心や感謝の気持ちが自然と育ち、ひとりひとりが自ら考え行動することができる、そんな人間力の成長がチームにも良い影響をもたらしてくれます。
修繕する利用者も、自分たちの働きが応援・支援しているやりがいにつながり、こちらも想いに応えようとする心が、社会とつながりの中で育まれていく良い関係になっています。

全国へ

エコボールの取り組みが
分け隔てない世の中をつくる
きっかけに

できる限り、手の届く範囲で直接納品することを大事にしています。直にふれあうからこそ言葉では言えないつながりが、生まれる。それは、交流する時間があったり、練習をみたり、自然とキャチボールが始まったりと、そこにお互いにとっての大切な実感が生まれているからだと感じています。
その自然な交流こそが、「共に生きる」大切なことであり、健常者と障害者の壁がなくすきっかけなのだと、この取り組みの本来の意義はそこにあると感じています。この想いを少しずつ、全国へ広げていけたら、より分け隔てのない社会が作られていくではと思っています。

エコボールの作業風景

0000年に始めた、小さな取り組みが今、全国に広がっています。

大切にあつかうこころと、
地域とふれあうやりがいを。未来へ。

エコボール循環システム Eco ball
circulation
system

エコボール循環システムのイメージ
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